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【決算分析】3031 ラクーンホールディングス

こんにちは。

 

保有銘柄であるラクーンホールディングスの2022年4月期第1四半期決算短信が8月31日に発表されました。

 
同社は衣料、雑貨の企業間電子商取引「スーパーデリバリー」運営。掛け売り決済代行、売掛債権保証も手掛ける会社です。
 

決算内容

売上高1,134百万円(前年同期比4.6%増)
EBITDA294百万円(23.0%減
営業利益259百万円(24.8%減
経常利益257百万円(23.1%減
四半期純利益169万円(23.2%減

経常利益進捗率18.0%

 

新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけとした当社 グループのサービスに対する需要増は今期も継続、すべてのサービスにおいて前年同期比でプラス成長。ただし、前第1四半期はEC事業の「スーパーデリバリー」において特需商材であるマスク・除菌グッ ズの流通が一時的に急拡大した影響を強く受けていることから今期はゆるやかな成長。

 

①EC事業

 売上高     697百万円(前年同期比1.3%増)
セグメント利益   266百万円(同19.9%減)

海外流通額は前年同期比50.3%増と高い水準の成長率を継続。特に台湾の流通額が成長。

広告宣伝費が前年同期比 47.6%増。事業拡大に伴う人員増強によ り人件費が増加(前年同期比21.8%増)セグメント利益は19.9%減。

 

②フィナンシャル事業

売上高        490百万円(前年同期比7.0%増)

セグメント利益    268百万円(同2.8減

 

 URIHOが順調に成長 。

事業拡大に伴う人員増強により人件費 が増加(前年同期比15.1%増)。

 前期セグメント利益から追加引当 金取り崩しを差し引いた実質的なセグメ ント利益対比では+19.9%増。

  

今期決算

・増収減益。

・費用面で広告宣伝費と人件費増が目立つ。

・EC事業の海外流通額が大幅増。

 

今期業績予想

売上高5,300百万円
EBITDA1,580~1,680百万円(18.0~25.4%)
営業利益1,430~1530百万円(19.5~27.9%)
経常利益1,430~1,530百万 円(17.5~25.7%)
当期純利益940~1,000百万円(17.4~24.8%)
1株利益42.35~45.05円

 

まとめ

広告や人材に投資しているのに思ったより売上が伸びていないですね。決算後はストップ安でした。高PER銘柄はこうなると厳しいですね。

買い付け単価は500円くらいですし気長に保有することにします。

 

以上です。