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【決算分析】4390 IPS

こんにちは。

 

保有銘柄である4390 IPSの2022年3月期第1四半期決算短信が8月13日に発表されました。

同社はフィリピンでケーブルテレビ向け通信回線提供、国内はMVNO向け通信サービスが柱の会社です。

 

 

決算内容

売上高1,961百万円(前年同期比8.1%増)

営業利益370百万円(同13.9%増)

経常利益381百万円(同33.2%増)

四半期純利益218万円(同12.8%増)

経常利益進捗率15.9%

 

 

主要市場の一つであるフィリピンにおいては、 3月以降、新型コロナウイルス感染症の急拡大に対応するための移動制限が再び強化。

コスト競争力の強化のため、海外通信事業者から調達していた回線について国際通信ネットワーク への切り換えを進行。
 

 

 

①海外通信事業

売上高382百万円(前年同期比9.4%減

セグメント利益43百万円(同70.0%減

 

C2C回線の新規契約案件は計画通り積み上がってきており、当第1四半期には大口顧客向けのリース案件がC2C回線への切替により売上計上が年1回下期になったことなど により、減収、減益。

 

②フィリピン国内通信事業

売上高301百万円(前年同期比42.4%増)

セグメント利益87百万円(同703.6%増)

 

コロナウイルス感染症の影響によりマカティ市での法人向けインターネット接続サービスの新 規契約が低調に推移するものの、C2C回線関係の売上などにより、増収、増益。

 

③国内通信事業

売上高1,019百万円(前年同期比3.0%増)

セグメント利益158百万円(同11.9%増)

 

 コールセンターソリューション等が好調。
Web会議などの通信トラ フィック需要拡大。増収、増益。

 

④医療・美容事業

売上高246百万円(前年同期比47.1%増)

セグメント利益83百万円(同110.9%増)

 

コロナ禍における安全な運営を徹底することにより、レーシックの提供が拡大し、増収、増益。 

 

 

期決算

・経常利益進捗率15.9%

・フィリピン国内通信事業及び医療・美容事業が増加したことにより増収増益。

・海外通信事業が減収減益。

・大口顧客向けのリース案件がC2C回線への切替により売上計上が年1回下期へ。

 

 

今期業績予想

売上高11,100百万円(前期比16.7%増)

営業利益2,400百万円(前期比24.9%増)

経常利益2,400百万 円(前期比9.7%増)

当期純利益1,650百万円(前期比11.0%増)

1株利益133.39円

 

 

まとめ

大口案件売上が下期になったため進捗率がよくないです。決算後株価が大幅に下がったので買い増しています。
現状下方修正も出ていないのでこのまま保有します。
 
 

では。