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【決算分析】7191 イントラスト

こんにちは。

 

保有銘柄であるイントラストの2022年3月期第3四半期決算が1月28日に発表されました。

同社は家賃債務保証を軸に介護、医療費用保証を手掛ける会社です。

 
決算内容

売上高3,590百万円(前年同期比17.3%増)

営業利益861百万円(同 2.4%増)

経常利益864百万円(同2.4%増)

四半期純利益542百万円(同2.8%減)

経常利益進捗率67.8%

 

1Q単体(21.04-06)
売上高1,160百万円

営業利益283百万円

経常利益284百万円

最終益170百万円
営業利益率24%

2Q単体(21.07-09)
売上高1,196百万円(前年同期比19.0%増)

営業利益302百万円(同5.2%増)

経常利益303百万円(同5.2%増)

最終益208百万円(同3.0%増)
営業利益率25%

3Q単体(21.10-12)
売上高1,234百万円(前年同期比18.2%増)

営業利益276百万円(同0.7%増)

経常利益277百万円(同0.7%増)

最終益164百万円(同4.7%減)
営業利益率22%

 
住宅関連業界では、賃貸住宅の新設着工戸数が回復基調へ転じるなど持ち直しが見られた一方、感染症の収束が見通せず、市況の推移に注視が必要。
 

 

セグメント別 

①保証事業

 売上高 2,184百万円(前年同期比30.6%増)

家賃債務保証の新規契約数が大幅に増加したことにより、保証事業が伸長。

医療費用保証は、緊急事態宣言の解除を受けて見積り依頼等が急速に回復。

 

②ソリューション事業

売上高 1,406百万円(前年同期比1.3%増)

 契約対象の一部がC&Oサービスから 保証事業にシフト 。

 

今期決算
・増収増益ですが利益は微増。純利益は前期比より減少。
・営業利益率22%。 
  貸倒+保証履行が増加傾向。1Q51百万円→2Q104百万円→3Q122百万円。

スマホスの契約病院数は+3件。売上高は84百万円→82百万円。

 

今期業績予想

売上高5,000百万円(前期比18.9%)

営業利益1,270百万円(同10.4%)

経常利益1,275百万 円(同10.5%)

当期純利益835百万円(同9.8%)

1株利益37.35円

年間配当金12円(予定)

 

まとめ

営業利益率が低下しています。センター開設関連コストや業務委託手数料はいいとして貸倒+保証履行が増加しているのが気になります。滞納案件がコロナによるものなのか注視したいと思います。
医療/介護費用保証の売上は減少していますが、病院数などは増加しています。しかし、コロナ感染者が増えてきたので、また営業活動に支障をきたすかもしれないですね。
株価も軟調ですがとりあえず買い増しはしない方針でいきます。
 

以上です。

 

自分が購入する銘柄を決める時に参考にした書籍を紹介したいと思います。