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【決算分析】4390 IPS

こんにちは。

 

保有銘柄である4390 IPSの2022年3月期第2四半期決算短信が11月12日に発表されました。

同社はフィリピンでケーブルテレビ向け通信回線提供、国内はMVNO向け通信サービスが柱の会社です。

 

 

決算内容

売上高4,076百万円(前年同期比20.9%増)

営業利益828百万円(同32.7%増)

経常利益820百万円(同43.9%増)

四半期純利益518万円(同32.1%増)

経常利益進捗率34.2%

 

1Q(21.04-06)

売上高1,961百万円(前年同期比8.1%増)

営業利益370百万円(同13.9%増)

経常利益381百万円(同33.2%増)

四半期純利益218万円(同12.8%増)

経常利益進捗率15.9%

 

2Q(21.07-09)

売上高2,115百万円(前年同期比35.6%増)

営業利益458百万円(同53.2%増)

経常利益439百万円(同54.6%増)

四半期純利益300万円(同50.8%増)

経常利益進捗率34.2%

 
フィリピンとシンガポール・香港を結ぶ海底ケーブル及び各国の陸上回線から成る国際通信ネットワークを昨年取得し、 キャリアズキャリア(通信事業者のための卸売業者)としてのポジションも確立し、拡大する通信需要に応えると 共に、新たな通信回線の取得による国際通信ネットワークの拡充に努める。

 

 

①海外通信事業
売上高950百万円(前年同期比25.8%増)

セグメント利益183百万円(同30.9%減

国際通信回線において、フィリピンで第3番⽬のキャリアとして、CATV事業者を中⼼に積極的に提供を拡⼤。

 昨年も提供した規模の⼤きな通信事業者向けのキャリア(キャリズキャリア)案件の提供が第4四半期に提供予定。 

 

②フィリピン国内通信事業

売上高562百万円(前年同期比17.2%増)

セグメント利益131百万円(同69.9%増)

コロナウイルス感染症の影響によりマカティ市での法人向けインターネット接続サービスの新規契約が低調に推移するものの、C2C回線関係の売上などにより、増収、増益。

 

③国内通信事業

売上高2,024百万円(前年同期比7.8%増)

セグメント利益365百万円(同27.0%増)

コールセンターソリューション等が好調。

Web会議などの通信トラ フィック需要拡大。増収、増益。

④医療・美容事業

売上高522百万円(前年同期比144.0%増)

セグメント利益156百万円(同574.2%増)

 コロナウイルス感染症対策を徹底し、安全な 運営を⾏うことにより、Bonifacio Global Cityに昨年開設した第3院を中⼼にレーシッ ク施術が増加。

 

期決算
・経常利益進捗率15.9%
・フィリピン国内通信事業及び医療・美容事業が増加したことにより増収増益。
・海外通信事業が減収減益。
・大口顧客向けのリース案件がC2C回線への切替により売上計上が年1回下期へ。

期決算
・経常利益進捗率34.2%
・当社グループの InfiniVAN が、海底ケーブルの陸揚局などの建設、運営、保守の許可を受けた。
・医療・美容事業で人間ドックを運営する子会社を設立。

 

今期業績予想

売上高11,100百万円(前期比16.7%増)

営業利益2,400百万円(前期比24.9%増)

経常利益2,400百万 円(前期比9.7%増)

当期純利益1,650百万円(前期比11.0%増)

1株利益133.39円

 

まとめ

決算後進捗率が悪く売られていましたが、陸揚局許可取得のIRにより少し値を戻しています。
引き続き期待したいと思います。
 
以上です。