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【決算分析】3031 ラクーンホールディングス

こんにちは。

 

保有銘柄であるラクーンホールディングスの2021年4月期第一四半期決算短信が9月3日に発表されました。

 
同社は衣料、雑貨の企業間電子商取引「スーパーデリバリー」運営。掛け売り決済代行、売掛債権保証も手掛ける会社です。
 
前回の決算はコチラ↓

決算内容

売上高1,084百万円(前年同期比32.5%増)

営業利益344百万円(前年同期比96.1%増)

経常利益334百万円(前年同期比91.1%増)

四半期純利益220万円(前年同期比97.6%増)

1株当たり四半期純利益10.69円

 

長期化するコロナ禍において当社のサービスに対する 需要は高く、引き続き企業からの問い合わせや申込が増加し、EC事業、フィナンシャル事業ともに新規利用者が増加。

最近の保証履行状況を勘案の上、保証履行引当金、求償引当金及び貸倒引当 金を見直した結果、フィナンシャル事業の売上原価率が大幅に低下。

 

 

 

①EC事業

 売上高     688百万円(前年同期比51.2%増)

セグメント利益  333百万円(前年同期比78.6%増)

 

 

スーパーデリバリー登録数の増加は加速。会員数、出展 企業数、商材掲載数が増えている。国内流通額は前年同期比74.9%増、海外流通額は前年同期比76.4%増と近年で一番の高い伸び率。

 

②フィナンシャル事業

売上高        458百万円(前年同期比21.7%増)

セグメント利益    119百万円(前年同期比61.9%増)

最近の保証履行状況を勘案の上、保証履行引当金、求償 引当金及び貸倒引当金を見直したことで、フィナンシャル事業の原価率は大幅に低下。

 

「Paid」

加盟企業数も順調に増加し3,800社を超える。

当期は、加盟企業の売上高が回復していることもあり取扱高も回復。

「保証」

 長期化するコロナ禍を背景に、取引先の倒産・未入金リスク対策を検討する中小企業からの問い合わせは増加。特に利用実績のない企業からの問 い合わせが増加。

 

 

  

今期決算

・営業利益率31.8%。(前期21.5%)

・EC、フィナンシャル事業どちらもかなり伸びている。

・ EC事業「スーパーデリバリー」の流通額が前年同期比+75.2%。

・ フィナンシャル事業のデフォルトが想定より少ないため借入金を順次返済。

・年間配当6.5円→16円

 

今期業績予想修正前

売上高3,900百万円(前期比12.1%)

営業利益980~1,070百万円(前期比26.1%)

経常利益800~890百万 円(前期比25.6%)

当期純利益490~550百万円(前期比21.9%)

1株利益24.29~27.26円

 

今期業績予想修正後(上方修正)

 売上高4,450~4,600百万円(前期比12.1%)

営業利益1,180~1,270百万円(前期比26.1%)

経常利益1,160~1,250百万 円(前期比25.6%)

四半期純利益740~800百万円(前期比21.9%)

1株利益36.68~39.66円

 

 

 

まとめ

増収増益、好決算です。EC、フィナンシャル事業どちらも順調。EC事業ではコロナ禍により非対面取引ニーズが高まり会員数、流通額がかなり伸びています。それによりシステム利用料売上が大幅に増加。

テンバガーが目指せる銘柄だと思っているので100株しかないですが保有継続です。

決算後は2日連続ストップ高でした。買い増しはしばらくできそうにないですね。

 

 

では。