【決算分析】4390 IPS
こんにちは。
8月14日に4390IPSの2021年3月期 第一四半期決算短信が発表されました。
決算内容
売上高1,813百万円(前年同期比15.0%増)
営業利益325百万円(前年同期比5.3%増)
経常利益286百万円(前年同期比23.4%増)
当期純利益193万円(前年同期比38.7%増)
経常利益進捗率17.3%
①海外通信事業
売上高422百万円(前年同期比23.8%増)
セグメント利益146百万円(前年同期比2.5%減)
②フィリピン国内通信事業
売上高211百万円(前年同期比12.3%増)
セグメント利益10百万円(前年同期比60.3%増)
法人向けインターネット接続サービスの積極的な営業活動を行い、比較的需要の大きく単価の高いお客 様を中心に獲得。
③国内通信事業
売上高989百万円(前年同期比25.8%増)
セグメント利益338百万円(前年同期比42.0%増)
日本国内の販売代理権を持つ、インドの Drishti-soft Solutions Pvt. Ltd.が開発したコールセンターシステム「AmeyoJ」に、大手電気通信事業者が提供 している着信課金サービス(フリーダイヤル)を大量に仕入れて、コールセンター事業者向けに秒単位で販売する 秒課金サービスを組み合わせたコールセンター向けソリューションの売上が拡大。また新型コロナウ イルス感染症の影響による在宅勤務やWeb会議等の増加により、通信トラフィックが増加。
④在留フィリピン人関連事業
売上高22百万円(前年同期比18.2%減)
セグメント利益13百万円の損失(前年同四半期は16百万円の損失)
新型コロナウイルス感染症の影響により求人状況に大きな変化が生じて、介護事業者などを除いて求人 需要が大きく減少。
⑤医療・美容事業
売上高は167百万円(前年同期比18.2%増)
セグメント利益は39百万円(前年同期比42.4%減)
高所得者を主対象とした病院を2020年3月に開設いたしましたが、新型 コロナウイルス感染拡大によりマニラ首都圏が3月中旬よりロックダウン下に入り、各院とも休業を余儀なくされ た影響等で減収減益。
今期決算
・海外通信事業、国内通信事業が好調に推移し、増収・増益。
・進捗率17%。
来期業績予想は変更無し
売上高8,900百万円(前期比36.8%)
営業利益1,700百万円(前期比57.7%)
経常利益1,650百万 円(前期比52.2%)
当期純利益1,050百万円(前期比60.7%)
1株利益85.33円
今期決算メモ
・海外通信事業
上期(今期)の売上が下期に比べ多いのは、契約が確実に見込める案件の一部について、使用権の代金の一部を受領することを見込んでることによりま す。(当社では、入金があった分を売上に計上する方針であるため。)
まとめ
新規買付単価2,119円。
では。