【決算分析】1717 明豊ファシリティワークス
こんばんは。
保有銘柄である明豊ファシリティワークスの2021年3月期第1四半期決算が8月7日に発表されました。
同社はオフィス移転・新設、建築工事で発注者支援するCM(コンストラクションマネジメント)が主力の会社です。
決算内容
売上高836百万円(前年同期比18.0%減)
営業利益116百万円(同 33.1%減)
経常利益118百万円(同33.2%減)
四半期純利益81百万円(同33.2%減)
建設業界では、公共投資は底堅く推移しているものの、企業収益の減少や先行き不透明感の高まりにより、 民間建設投資においては設備投資に対する慎重な姿勢が強まる状況。また、企業や団体においてコンプラ イアンスやコストを重視する広がりから、設計や施工等の事業者選定プロセス及び、建設コストの妥当性確認や意思決 定プロセスの可視化、これらに関する説明責任への関心が一層高まっている。
セグメント別
① オフィス事業
テレワークの導⼊や「働き⽅」を伴うオフィスの再編検 討ニーズに対して構想段階から計画、調達、引っ越しに ⾄るまでワンストップで⽀援。
売上高は前期21百万円あったアットリスクCMが今期全てピュアCMになったこと等から、期初の予想通り減少し、191百万円(前年同四 半期297百万円)
② CM事業
地方自治体庁舎や学校を始めとする公共施設において当社のCMサービスが評価。
大型研究施設、生産工場、商業施設及び大学施設の再構築や、鉄道会社による駅舎や大規模商 業施設等での電気・機械設備更新等の実績を重ね、新規顧客が増加。
売上高は期初予想通りの、491百万円(前年同四半期522百万円)
③ CREM事業
売上高は、施設等を多拠点に保有する既存顧客側の投資計画や予算の見 通しにより、期初予想通り減少し、153百万円(前年同四半期200百万円)
1Q決算
・減収減益。営業利益、経常利益、当期純利益は、過去最⾼を記録した前年 同期から減少したものの、当初予算を上回り推移。
・前期従業員10人減→3人増。
・「CM選奨2020」CM選奨4件受賞。
今期業績予想は変更無し
売上高3,945百万円(前期比△9.4%)
営業利益616百万円(前期比△31.8%)
経常利益616百万 円(前期比△32.0%)
当期純利益415百万円(前期比△35.1%)
1株利益33.81円
まとめ
ある程度予想していましたが今回の決算は数字の見た目がよくないですね。建設業界はコロナの影響をかなり受けている印象です。
株価は織り込み済みなのかあまり下げてないですね。それでも官需ビジネスはやはり強いと思っています。ガッツリ下がれば買い増ししたいです。
では。