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【決算分析】7191 イントラスト

こんにちは。

 

保有銘柄であるイントラストの2020年3月期決算が5月12日に発表されました。

 
同社は家賃債務保証を軸に介護、医療費用保証を手掛ける会社です。
 

決算内容は

売上高3,626百万円(前年同期比15.6%増)

営業利益1,021百万円(前年同期比21.3%増)

経常利益1,026百万円(前年同期比22.1%増)

当期純利益687万円(前年同期比21.9%増)

年間配当金9円

 
 住宅関連業界においては、足元の賃貸住宅の新設着工戸数は、前期比で減少が、世帯数の増加に伴いストックとしての貸家戸数は増加。また、賃貸物件における家 賃保証会社の利用割合についても増加傾向。

 

 

①保証事業

 売上高は、1,796百万円(前期比20.4%増)

家賃債務保証の新規契約が順調に推移したほか、販路拡大の取り組みが奏功し、医療費用保証が伸長。

医療費用保証では連帯保証人代行制度スマホス (保証料病院負担型の医療費用保証商品)が成長を推進。導入病院数は 17 病院まで増加。売上1億円。
養育費保証については養育費支援事業を導入する自治体の拡大 、BtoCマーケティングのチャネル構築に着手。

 

②ソリューション事業

売上高は1,830百万円(前期比11.3%増)

主力のC&O(コンサル&オペレーション)サービスが堅調に推移。

保険デスクサービスにおいて、少額短期保険の取扱件数増加に注力。

 

 

営業CF   560    553  

投資CF  △287   △128

財務CF  △154      △137

現金     3,017            2,899

・積極的に投資しています。

 

今期決算

・増収増益です。保証、ソリューション事業どちらもよく伸びています。

・4Qで一過性費用及び先行投資として 32百万円(コロナへの社内体制整備費用、 養育費保証の広告宣伝費など)計上しています。

・医療/介護保証の売上が成長しています。スマホスが〇。

 

来期業績予想は

売上高4,250百万円(前期比17.2%)

営業利益1,100百万円(前期比7.6%)

経常利益1,103百万 円(前期比7.5%)

当期純利益740百万円(前期比7.6%)

1株利益85.33円

年間配当金10円(増配)

 

 来期決算メモ

・コロナによる2020年3月期の影響は軽微。将来の貸倒れの増 加リスクへの対応として 引当金を積み増し。

・増収増益予想ですが利益の伸びは微妙。先行投資とコロナ影響見込みにより利益幅縮小。

 

まとめ

家賃保証系の会社の業績がコロナによりあまりよくないと言われていましたがいい決算でした。しかし、今後コロナによる影響が出てくるかもしれないです。

この会社の医療/介護保証に期待しており順調そうなので今後が楽しみです。むしろ医療保証はコロナでは追い風になると思っています。

決算後株価は上がっています。上がれば分割利益、下がれば買い増ししていきます。

 

では。