【決算分析】7192 日本モーゲージサービス
こんにちは。
保有銘柄である日本モーゲージサービスの2021年3月期第1四半期決算が8月7日に発表されました。
同社は住宅アカメディア、住宅ローン、住宅瑕疵保険の3本柱です。住宅瑕疵保険に期待しています。
決算内容
営業収益1,705百万円(前年同期比10.7%増)
営業利益325百万円(同15.7%増)
経常利益325百万円(同15.7%増)
四半期純利益215百万円(同9.9%増)
経常利益進捗率23.0%
コロナショックの中、増収増益。
セグメント別では
① 住宅金融事業
営業収益785百万円(前年同期比32.3%増)
営業利益224百万円(同 40.6%増)
住宅事業者への支援 強化及び前期に開設した新規店舗の本格稼働により、融資実行件数が増加 。
融資実行件数増加に伴い代理店手数料が増加。
② 住宅瑕疵保険等事業
営業収益825百万円(前年同期比0.3%減)
営業利益90百万円(同14.7%減)
コロナショックの 影響により、受注物件の一部に建設工事・引渡の遅延が発生し減少。
③ 住宅アカデメイア事業
営業収益94百万円(前年同期比21.0%減)
営業利益10百万円(同33.3%減)
コロナショックの 影響により停滞。
1Q決算
・住宅金融事業のみ好調。住宅アカデメイア事業はコロナショックにより大幅減。
・住宅金融事業の融資実行件数が前期比で30.4%と大幅増。
・資産、負債増加はつなぎ融資等の実行件数によるもの。つなぎ融資等の商品は借入が必要で単価が高いため大幅増加。短期借入金で11億円増(対前期)。
・9月1日付けで株式分割1株→2株。
・期末配当35円→20円(分割前40円)に増配。
・株式優待保有株式数が100株→300株。
今期業績予想は変更無し。
営業収益7,025百万円(前期比△1.3%)
営業利益1,410百万円(前期比△4.9%)
経常利益1,410百万 円(前期比△4.9%)
当期純利益915百万円(前期比△9.7%)
まとめ
住宅金融事業のみ好調。それ以外の事業ではコロナの影響を受けています。
株式分割と増配はいいですが優待は改悪ですね。優待目的で株主数がかなり増えていたみたいなのでまあそうなるでしょう。優待目的ではないので関係ないですが。
コロナの影響もありそこまで良い決算ではなかったですが保有継続です。
本日8月11日株価は10%増と大幅高です。優待改悪で売る人もいるかと思いましたがそうでもなかったですね。
では。