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【決算分析】1717 明豊ファシリティワークス

 

こんにちは。

 

保有銘柄である明豊ファシリティワークスの2020年3月期決算が5月15日に発表されました。

同社はオフィス移転・新設、建築工事で発注者支援するCM(コンストラクションマネジメント)が主力の会社です。

 

決算内容は

売上高4,353百万円(前年同期比22.2%減)

営業利益902百万円(同 16.6%増)

経常利益906百万円(同16.2%増)

当期純利益639百万円(同13.8%増)

1株利益52.98円でした。

 

1月末より社内で「新型コロ ナウイルス感染症対応方針」を定め、完全なテレワーク環境で業務を実施することが可能な体制を構築。建設業界におきましても、発注者側において設備投資に対する慎重な姿勢が強まる。従業員が10名減。

 

セグメント別では

① オフィス事業

売上高は、ピュアCM(工事原価を含まないフィーのみの契約型CM 図1参照)が 選択され、アットリスクCM(工事原価を含む請負契約型CM 図2参照)の減少等により、1,144百万円(前期 1,544百万円)

 

② CM事業 

 

大型研究施設、生産工場、商業施設及び大学施設の再構築や、鉄道会社による駅舎や大規模商 業施設等での電気・機械設備更新等の実績を重ね、新規顧客が増加。

大規模テーマパーク「レゴランドジャパン(愛知県名古屋市)」CM業務が、最優秀賞である「2019年度 Alliance Full Award 賞」を受賞。

 

売上高は、ピュアCM(工事原価を含まないフィーのみの契約型CM 図1参照)が選択 され、アットリスクCM(工事原価を含む請負契約型CM 図2参照)の減少により、2,228百万円(前期3,058百万 円)

 

③ CREM事業 

売上高は、資産を多拠点に保有する既存顧客側の計画や予算の影響等により980百万 円(前期995百万円)。

                        

営業CF  △146   244  

投資CF  △143  △114

財務CF  △252     △151

現金    1,834         2,376 

営業CF-、現金が減っています。

 

今期決算

・減収増益。減収は契約方式の変更によるもの。決算〇。

・従業員が10人減っている。

・配当が16.50円→12.00円に減配。

 

 

来期業績予想は

売上高3,945百万円(前期比△9.4%)

営業利益616百万円(前期比△31.8%)

経常利益616百万 円(前期比△32.0%)

当期純利益415百万円(前期比△35.1%)

1株利益33.81円

 

 

まとめ

来期は減収、減益予想。

コロナ不況を織り込んでいますが中長期的にCM市場が縮小するわけではないし今後さらに拡大していくと思っているので保有継続、下がれば買い増しです。

 

では。